べるもんど

何事も続ける事が大事と思い、私が好きな事や気になる事を掲載していきます。

私的オススメ映画

今回紹介する作品は私が大好きな作品

『キャリー』

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ネタバレ注意‼

 

  • まずこの作品について

世間ではホラーやサスペンスにカテゴライズされていますが、私的には毒親や学校でのいじめに耐えながらも人を信じようとする純粋な少女キャリーの悲しい青春ドラマだと思います。

映画の名シーン「キャリー(1976)」 - YouTube

物語は学校でシャワー中にキャリーに初潮がきてパニックになり、級友に助けを求めるも…級友達から
生理用品を投げつけられからかわれる所から始まります。

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改めて見ると体張ってますね💧

 

 

いじめた女生徒達は罰として放課後の居残りとプロム(ダンスパーティー)への参加を禁止されます。

大元の原因はキャリーの家庭環境にあり…
シングルマザーである彼女の母親はカトリックの狂信者であり、特に『性』に関しては異常なほど厳しいです。
「(生理について)どうして教えてくれなかったの?」と泣いて訴えるキャリーにも「お前は汚れている」と罵り、娘の身体を引きずってキッチンに隣接する懺悔室に閉じ込めています。
中盤語られますが、母親は夫に捨てられたこともあり、自らの女性性を憎むとともに、キャリーに対しても「女になること」を禁じてます。

この様な抑圧的な教育と学校のいじめでのストレスにより、キャリーは徐々に念動力に目覚めていき念じるだけでドアを閉めたり、物を動かしたり出来る様になっていきます。

 

キャリーの友達スーは、キャリーをいじめから救えなかった罪滅ぼしの気持ちから、プロムのパートナーとして自分のボーイフレンド、トミーを紹介する。トミーの思いがけないプロムの誘いに最初は戸惑っていたキャリーだが、スーの気遣いとトミーの優しさに心を開き、母親の反対を押し切ってプロムに参加することを決意します。
また先生が尻込みするキャリーを後押しするシーンがありますが、これにより後の絶望が大きくなります…

 

キャリーへの逆恨みから仕返しを計画する女生徒達は男友達をそそのかして家畜場に向かい豚の生き血を抜き取り、プロムのステージ天井に豚の生き血入りのバケツを仕込みます。

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いじめっ子達の票操作により「プロムの女王」に選ばれるキャリー。何も知らず幸せいっぱいでステージに上がりその瞬間、仕掛けられたバケツがひっくり返り、キャリーの頭上に真っ赤な豚の血が降り注ぐ。

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会場は爆笑の渦に包まれ…嘲笑に耐えきれなくなりキャリーの理性のタガが外れついにサイコキネシスが炸裂します……。

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身も心もボロボロに傷つき、血だらけのまま家に帰り着いたキャリーを意外に優しく出迎えたのが母マーガレット。すすり泣く娘を優しく抱きしめ、「もう大丈夫」と癒し、励まします。

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だがそれは歪な愛に過ぎなかった。マーガレットは娘の命を絶つことによって親子の絆を完全にし、娘を永久に支配しようとします。

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そんな母の狂気に対して、キャリーは反射的にサイコキネシスを使い、逆に母を殺害してしまいます。

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そして最後は自らのパワーで家もろとも崩壊させ、母親の亡骸と共に息絶える…
どんなに抑圧されようとも殺されそうになろうともキャリーにとっては愛した親だから…最後まで見捨てれなかったのかなとか考察してしまいます。

 

私の拙い文章でキャリーの魅力をどれ程伝えれたかは分かりませんが、これをきっかけにして見ていただけると嬉しいです(*^^*)