シャイニング
好きな作品なのでネタバレしない様に気を付けて
レビュー(*^^*)
2つの『シャイニング』
※『シャイニング』とは、スティーブン・キング原作の小説『THE SHINING』を映像化した作品
シャイニング The Shining 1980 - YouTube
上がスタンリー・キューブリックが監督をして1980年公開119分の作品です。(143分のバージョンもありますが、私は119分の方しか視聴した事ありません💧)
下がスティーブン・キングが監督をして1997年放映、前編、中編、後編の3部作からなる272分の作品です。
世間的にはキューブリック作の方がホラー映画の金字塔的作品とまで言われて評価が高いので見比べてみました。
あらすじ
コロラド州のロッキー山上にあるオーバールック・ホテルに小説家志望のジャック・トランスが、雪深く冬期には閉鎖されるこのホテルへ管理人としての職を求め家族を引き連れ訪れた。
支配人のアルマンは「このホテルの以前の管理は、孤独に心を蝕まれたあげく家族を斧で惨殺し自殺したり、ショットガンで自身を撃って自殺した者もいて、精神的に弱い者には難しい」と語るが、ジャックは気にも留めず、妻のウェンディ、一人息子のダニーと共に住み込むことを決める。ダニーは不思議な能力「輝き」を持つ少年であり、この場所で様々な超常現象を目撃する。
※キング版ではジャックが精神的に弱くアルコール依存症だった事も掘り下げられていて、その事をアルマンやウェンディに責められている描写があります。
ホテル閉鎖の日、料理長であるハロランはダニーとウェンディを伴って、ホテルの中を案内する。自身も「輝き」の能力を持つハロランは、ダニーが自分と同じ力を持つことに気付き、「何かがこのホテルに存在する」と彼に語る。そして、猛吹雪により外界と隔離されたオーバールック・ホテルで、3人だけの生活が始まる。
上記の様に典型的なホラー作品ですが、キューブリックとキングではピックアップした点が違うと言う事が魅力です。
キューブリック版では人間の狂気や残虐性を推しだしたサイコホラーテイストで、視覚と聴覚に焼き付ける様な迫力満点の作品です。
キューブリック版の方が印象深いシーンが多く中々忘れませんwww
対するキング版では、それぞれのキャラクター達を掘り下げて‥ごく普通のジャックが後悔と葛藤に駆られながらも恐怖に蝕まれ狂気に呑まれていく‥
雰囲気で怖くさせていく日本のホラーみたいな展開です。
キャラクター達の掛け合いが多く少し冗長な展開になりますが、ホラーなのに家族愛に溢れる良い作品です。
ハッピーエンドなのも◎
どちらの『シャイニング』も見応えある良い作品なので興味がわいた方は是非視聴して欲しいです😊
結末は自分の目で見てくださいね˘̴͈́꒵˘̴͈̀)۶ˮ ᴮᵞᴱ