私が働いてきた仕事シリーズ①
気になる事は何でも自分でやってみないと気が済まない私は色々とやってみました。
今回はその中でもとてもキツく印象深い仕事を紹介します。
それはテトラポット設置です。
製作から行っていましたが簡単に工程を書き出します。
- 先ずはテトラポットを作る為の型枠を組み立てる。
- 組み立てた枠内にコンクリートを打ち付ける。
- 3日程枠内で固めて枠を解体して製品を取り出す。
- 1ヶ月程製品を天日で乾燥させて硬度を出させる。
- 後日検査を行い、通った物を運搬して設置する。
上記の様な流れで完了です。
普通に現場仕事を経験してる方なら1と2はさほどキツくはありませんが、重量物を扱うのと足場作業になるので気を付けないと怪我します。
写真は型枠組み立て前と組み立てた後のコンクリート打設の写真です。
3の作業も重量物を扱いますが、基本的にクレーン等を使用しますので吊り荷の間や下に入らなければ大丈夫です。
あと、玉掛けの資格が必須です。
写真は4の作業の天日干しと検査の為の仮置き場の状況です。
正直1~4までの作業は要領さえ摑めばキツくありません。
問題は設置です。
写真は船上からの設置ですが、私が行っていた場所は陸地からの設置で自分が設置した場所を足場にして進行してました。
天気が良くても海が荒れてると設置が出来ないですし…荒れた次の日にそれ以前に設置していたテトラポットが流されてる事がざらにあり難航します。
夏場は台風、冬場は私が作業してた場所が東北だったので兎に角寒いです。
普通に設置中に波をかぶったテトラポットが軽く凍ってましたし💧
突然の高波に何度もさらわれました😱
救命胴衣を着用してましたが波によってテトラポットの間に押さえ付けられて海面に顔を出せず、何度も死がよぎりました💀
因みに賃金は普通です…潜水士の資格を保有し海中設置の仕事の場合には高額です。
悪い点ばかりあげましたが、やり甲斐もあり進行状況が目に見えて判ると言うのは良いですし、何よりも地域や人の為になっているのは大きいと思います。
作業人口も少なく全国各地で仕事がありますので、各地を観光しながら働いてみては如何でしょうか😁
それではまた何かの記事でお会いしましょう👋